たまには野球のネタでも。

2012夏・神奈川大会 日大藤沢vs武相






日大藤沢 9回裏、1アウト満塁の攻撃
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サードフライ (インフィールドフライが宣告される)
インフィールドフライ (Infield Fly) は、野球・ソフトボールにおいて、無死または一死で走者が一・二塁または満塁の時、打者がフェアの飛球を打ち上げた際に、それを内野手が普通の守備行為を行えば捕球できる場合に適用される規則である。
審判員によってインフィールドフライが宣告されると、ボールが捕球されたかどうかに関わらず、その時点で当該打者はアウトになる(ただしファウルボールになった場合を除く)
Wikipedia 「インフィールドフライ」より
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守備の武相 タイムをかけずに内野がピッチャーマウンド周辺に集まる
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三塁走者(日大藤沢1年生)が隙を見て本盗
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球審 「セーフ!」
日大藤沢、サヨナラ勝ち


...ということなんですね。
記録は三塁走者の「本盗」のようです。



武相高校のピッチャーで主将の納得いかない表情もよくわかりますが、最後の挨拶はきちんとして欲しかったですね。きちんと挨拶しなかったためか、監督さんもベンチから歩み寄り胸ぐら掴んでいるようにも見えますね...



実はそこそこの好カードだと思う


日大藤沢も武相も競合・神奈川では共に強い部類に入る高校で、準決勝くらいでもおかしくないカードがいきなり1回戦から組まれた。ちなみに甲子園出場の実績は、それぞれ4回ずつ。
日大藤沢】春3回、夏1回 
武相】夏4回

しかも、武相は今年の春も第1シードになっておきながら、1試合目(シードなので2回戦)で向上高校に敗退しています。よって、武相高校は春・夏連続で1試合目で負けたことになります。(リンク先PDFのNo.22)



他にもあったサヨナラインフィールドフライ


Wikipediaでは「サヨナラインフィールドフライ事件」となっていて、事件扱いされているw
1991年6月5日の横浜大洋ホエールズ対広島東洋カープ戦で、2-2の同点で迎えた9回裏一死満塁の場面。大洋の打者・清水義之が本塁付近の三塁線上に飛球を打ち上げ、球審の谷博は「インフィールドフライ・イフ・フェア」の宣告をした。打球は広島の捕手・達川光男の頭上に跳ね上がり、達川はワンバウンドしたボールをフェアグラウンド上で捕球して、本塁を踏んで一塁に送球した。
達川はこれで打者走者と三塁走者を併殺したつもりだったが、球審がインフィールドフライを宣告した時点で打者清水はアウトになっており、塁上の走者はフォースの状態が解除され、進塁義務がなくなっていた。従って、達川が本塁に触球しても三塁走者はフォースアウトにはならなかった。三塁走者山崎賢一もこのルールを知らず、達川が飛球を落とすのを見るなり本塁に向かって走り出した(山崎に進塁義務はないのでベースから離れて触球されるとアウトになる。また本塁付近に立っていた打者の清水も達川がワンバウンド捕球をしたのを見て一塁に走り出した)。達川が本塁を踏んだのを見て自分がアウトになったと思った山崎は、本塁手前で走るのをやめたが、惰性で歩いて本塁を踏んだ(山崎はこのときに事態を理解したのか、振り向いてもう一度本塁を踏み直した。高木豊によると、大洋ベンチからは山崎に「本塁を踏め」と指示していたという[5])。アウトになったのは打者走者のみでまだ二死だったため、球審は山崎が本塁に触れたことによる得点を認め 、試合終了を宣告。サヨナラゲームで広島は負けを喫してしまった。
結局、達川のみならず、三塁走者山崎、打者清水、達川から送球を受けてチェンジだと思った一塁手小早川毅彦、試合終了後も激しく抗議を続けた監督の山本浩二など、インフィールドフライのルールを熟知していなかった当事者が多かったため起こったプレイである。達川は捕球した時点で本塁を踏んで一塁に送球するのではなく、三塁から走ってきた山崎に触球すれば、打者走者と三塁走者を併殺してこのイニングを終了することができたはずだったため、この一連のプレイでは、三塁走者山崎への触球を怠ったとして、達川に失策が記録された。球審の谷は、この判定でファインジャッジ賞を受けた。この件はインフィールドフライルール説明の教材として使われることが多い。
なお、前年にオリックス・ブレーブスの中嶋聡も同じように併殺を狙ってインフィールドフライを意図的に落球し、相手チームに得点を許している。

  
武相の3年生はちょっと気の毒ですが、これを糧に大学・社会人・草野球などでも頑張ってほしいですね。お疲れ様でした!

さて、私も久しぶりに母校の応援に行きましょうかね!