日本は+9時間なので、ヨーロッパの夕方の時間に日本は新年を迎えていた。LINEやFacebookでは「あけましておめでとう」のご挨拶が飛び交っていて、LINEのお年玉で1000円をいただいた。そんなことをして、新年を迎えている未来にいる日本のみんなと時間をつぶしていたら、あっという間に搭乗の時間だった。

ブリュッセル航空のSN2103に21:10に乗り、21:20にロンドン・ヒースロー空港(LHR)に着いた。
この距離なのに時差があり、1時間乗ったのに時は進んでいなかった。

日付が変わり、新年になる前に来て欲しい、と言われていたのに、なかなか時間がかかった。
預けた荷物はなかなか出てこないし、電車は各停運転だったので、予定よりもかなりの時間を要した。各停は「発車するぞ!」と車掌さんに急かされ、取り敢えず乗ったから、間違っていた可能性もあるのだが。

イビス ユーストンには、23:00にチェックイン。これなら間に合う、と思いタクシーに乗るも、新年の花火で大渋滞。
ハムステッドヒースで、全く動かなくなるも、タクシードライバーの起点により23:55にお友達の家に到着した。
ご挨拶もほぼできないまま、屋上で年越しカウントダウン。

渋滞にはまった公園に加え、マンションの屋上からも勝手花火が上がる。
あまりの感動と、海外っぽい自由さに、スマホで写真を撮ることすら忘れていた。

中国で味わった旧正月の爆竹騒ぎも驚いたが、見惚れるばかりの綺麗な夜空だった。

これが私の2017年の年明けだ。