NAVERや楽天は中の空気がもの凄い。競合他社は勝てなくて当たり前かもね
このブログ人気ですね。
今、私はソーシャルゲームの人事屋さんですが、検索業界にいた過去について改めて考えさせられる気づきをもらいましたので、ちょっと思い返してみたいと思います。
もう、NAVERを辞めて半年も経ってしまったのねぇ。。
Twitter / Facebookでは、こう書きましたが理由は大きく4つくらいあるんじゃないかと思っています。
1. 社員紹介が圧倒的に多い
知り合いを入社させたい、と思うくらい社内全体が良い空気感だったんだと思います。
あとは、異常なほど勢いがあって忙しかったんですよね...なにせリリース直前でも納得行かないと修正に修正を重ねていましたから。。
2. オープン
Webサービスの会社の多くは、中の人を見せなかったり、クレームから逃げようとするクローズな傾向があると思います。
NAVERの場合、コミュニケーションスタッフを中心にTwitterやリアルな場(NAVERナイトとか)でユーザーと対等な立場でコミュニケーションをとっていました。
そうすると、こういった採用の手法がうまれます。
Twitterから始まるコミュニケーションでエンジニア獲得(Tech総研インタビュー記事)より
これが本当に良い例なんですが、NAVERのことが大好きなユーザー且つ採用ニーズにマッチした人材を随時採用していた(できていた)こと。
こういう経路で入社していただいた方は、NAVERが大好きなので、NAVERを徹底的に使い込んでくれています。
そして、何より入社するときに子どものように輝いた笑顔なんですよね。
人事はこういう時に喜びを感じるものですw
これは、真似できる会社は少ないんじゃないかと思います。
【5/22追記】@kane_tomo サンがまとめてくれた!ありがと。
3. 採用を妥協しない
- 数合わせの採用はしなかった
- 面接官からの不採用時のフィードバックが長い
- 今いる社員以上の人を採用し続けた
これは会社の価値観ともリンクするところで、各社その基準が異なるのでこんなもんにしておきましょう。
4. スピード
採用においてもスピード重視でした。
当然、オーダーがきてからリクナビなどの採用メディアに掲載したり、紹介会社にオーダーしているようでは遅いのです。
もちろん並行してお願いしたり使わせていただきますが、人事が自ら仕掛けて、アプローチしないと事業部の求めるスピードには到底追いつきません。
これは、シーズンスタート後のプロ野球のスカウトとかに近いかもしれません。
シーズン開始後に、改めてチームの戦力分析をして、監督の望む人材を即座に探してこなければいけません。
例えば、監督が「変化球も多彩でタレント性のある若手投手が欲しい」とオーダーしてくれば、「斎藤佑樹投手」あたりをすぐに提案するだけのデータを入れて置かなければいけません。
こういう感覚です。
もちろん提案するだけでは採用できません。
その後、採用するまであの手この手で...という感じですが。。
社員紹介が多いことが物語るように、私は大したことができていません。(スミマセン)
「企業は人なり」という言葉がありますが、まさにそのとおり良い人達の集まりが検索サービスのNAVER, NAVERまとめ, LINEといった良いサービスを生んでいると思います。
NAVERから離れてみて、それを益々実感します。
そして、辞める社員が極めて少ないというのが、上記すべてを物語っているのかもしれませんね。
...で、中の人から「統合後もスピード感は変らずですたい!^^」ってコメントも頂いたので、改めて募集職種みたら、すっごい募集しているのねw
昨年までやっていなかった新卒採用もやっているみたいですよ〜
宣伝っぽいけど、まあいいかw続きを読む
このブログ人気ですね。
今、私はソーシャルゲームの人事屋さんですが、検索業界にいた過去について改めて考えさせられる気づきをもらいましたので、ちょっと思い返してみたいと思います。
もう、NAVERを辞めて半年も経ってしまったのねぇ。。
箭内 智 / Satoru YANAI@871sそういう人達を採用した人事が私です!とか言いたいけど、皆のお陰。あの会社は社員紹介の率が高いのです。類は友を呼ぶし、要するにみんなが求めていたスピード感だと感じていました。統合でどうなったか、私も知らないけど / “NAVERや楽天は中の空気…” http://t.co/zzeMK1ha
2012/05/21 21:49:17
Twitter / Facebookでは、こう書きましたが理由は大きく4つくらいあるんじゃないかと思っています。
1. 社員紹介が圧倒的に多い
知り合いを入社させたい、と思うくらい社内全体が良い空気感だったんだと思います。
あとは、異常なほど勢いがあって忙しかったんですよね...なにせリリース直前でも納得行かないと修正に修正を重ねていましたから。。
2. オープン
Webサービスの会社の多くは、中の人を見せなかったり、クレームから逃げようとするクローズな傾向があると思います。
NAVERの場合、コミュニケーションスタッフを中心にTwitterやリアルな場(NAVERナイトとか)でユーザーと対等な立場でコミュニケーションをとっていました。
そうすると、こういった採用の手法がうまれます。
「今年の2月に入社された方なんですが、きっかけは去年の冬。TwitterでNAVERのサービスに対する感想をつぶやかれていたのを見つけて『ありがとうございます』と私が書き込んだのが最初の出会いです。
その後、弊社で定期的に実施しているユーザーイベント開催のご案内をさせていただきました。実際にお越しいただいた際、たまたまイベントに同席していた採用担当者とその方が話をされて、ネイバージャパンで仕事をしたいという意欲が高かったので面接のお誘いをしたんです」
その後、なんと1カ月足らずで入社が決まったそうで、入社後、社内で顔を合わせた時は本人いわく「不思議な感じがした」とのこと。
Twitterから始まるコミュニケーションでエンジニア獲得(Tech総研インタビュー記事)より
これが本当に良い例なんですが、NAVERのことが大好きなユーザー且つ採用ニーズにマッチした人材を随時採用していた(できていた)こと。
こういう経路で入社していただいた方は、NAVERが大好きなので、NAVERを徹底的に使い込んでくれています。
そして、何より入社するときに子どものように輝いた笑顔なんですよね。
人事はこういう時に喜びを感じるものですw
これは、真似できる会社は少ないんじゃないかと思います。
【5/22追記】@kane_tomo サンがまとめてくれた!ありがと。
3. 採用を妥協しない
- 数合わせの採用はしなかった
- 面接官からの不採用時のフィードバックが長い
- 今いる社員以上の人を採用し続けた
これは会社の価値観ともリンクするところで、各社その基準が異なるのでこんなもんにしておきましょう。
4. スピード
採用においてもスピード重視でした。
当然、オーダーがきてからリクナビなどの採用メディアに掲載したり、紹介会社にオーダーしているようでは遅いのです。
もちろん並行してお願いしたり使わせていただきますが、人事が自ら仕掛けて、アプローチしないと事業部の求めるスピードには到底追いつきません。
これは、シーズンスタート後のプロ野球のスカウトとかに近いかもしれません。
シーズン開始後に、改めてチームの戦力分析をして、監督の望む人材を即座に探してこなければいけません。
例えば、監督が「変化球も多彩でタレント性のある若手投手が欲しい」とオーダーしてくれば、「斎藤佑樹投手」あたりをすぐに提案するだけのデータを入れて置かなければいけません。
こういう感覚です。
もちろん提案するだけでは採用できません。
その後、採用するまであの手この手で...という感じですが。。
社員紹介が多いことが物語るように、私は大したことができていません。(スミマセン)
「企業は人なり」という言葉がありますが、まさにそのとおり良い人達の集まりが検索サービスのNAVER, NAVERまとめ, LINEといった良いサービスを生んでいると思います。
NAVERから離れてみて、それを益々実感します。
そして、辞める社員が極めて少ないというのが、上記すべてを物語っているのかもしれませんね。
...で、中の人から「統合後もスピード感は変らずですたい!^^」ってコメントも頂いたので、改めて募集職種みたら、すっごい募集しているのねw
昨年までやっていなかった新卒採用もやっているみたいですよ〜
宣伝っぽいけど、まあいいかw続きを読む