...って、そんなに贈れません。あしからず。
きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉という居酒屋 和民(ワタミ)の渡邉美樹さんが書いた本がよく売ましたね。このような「働く」に関するテーマの本はよくでていますが、インターンシップとなるとあまりみかけませんね。それだけ歴史が浅いんでしょうね。
一般的にホワイトカラーで使われている「インターンシップ」というのは「就業体験」を指します。研修医とか教育実習生とかと近いイメージかも。
でも、一般企業で就業体験を意識しているインターンシップなんてあるんだっけか?
リクナビやらマイナビやらエンやらみても、
「それバイトちゃうんかい?」
ってのが山ほど。
いくつかピックアップしてみます。
個人によって、興味関心が異なるでしょうから、判断はお任せしますが、「バイトと一緒じゃん」と思うものしかなければ、インターンシップをやらなければいいと思います。
面白法人カヤックのインターンシップ
「雑用だけのインターンならやらない方がいい」うん、強烈なメッセージ。
学生さん以上に、人事のみなさんに響いちゃったかもね。
ライブドアのインターンシップ
「史上初!サマーインターンシップ」これ意外な感じしますよね。
新卒採用も実は2011年度がはじめて。
チャンスですよ、そこのエンジニア志望のお兄さん!
「“Open&Share”で、最良の情報発信プラットフォームを目指す。」
これ、シナジってるのかもな。
ネイバージャパンのインターンシップ
「【NAVER サマーインターンシップ募集】 Twitterやブログを活用したマーケティングの企画・実践(4名程度を予定しています)」
はい、ギャグじゃないです。
マジでやります。だって、Twitterでマーケティングして、ユーザーコミュニケーションして、場合によっては採用してしまう会社ですもの。
ビジネスの立派なツールです。
詳しく知りたい方は、Tech総研の「Twitterではじまるコミュニケーションでエンジニア獲得」で。
...ということで、何が言いたいかというと、
専門職(エンジニアやデザイナー)は実作業があるから、バイトっぽくなっても仕方ないけど、文系大学に行って「専攻」というものがハッキリしない人ほど、この機会に何をすべきかを真剣に考えて欲しいんですね。
そして、その目的の通過点として、インターンシップに取り組んで欲しいんですよ。
あと、大学で理系に行った人の多くは、高校2年生くらいには「◎◎になりたいから理系に行こう」と判断しているはず。
ぼくら文系ったら、「なんとなく◎◎学部でいいや」っていう人も少なくないはず。そう考えると、もう既に出遅れまくってるんだよねー。
だから、「就活はインターンシップがハジマリだ」とか言っている人は間違いだと思う。
インターンシップは、強制されるもんじゃないし、理系はもっと早くから就職に対する意識をしているんだしさ。
判断してきているんだからさ。
今回、タイトルのもとに使わせていただいた
「きみはなぜ働くか。―渡邉美樹が贈る88の言葉」
は、アルバイトの方へのメッセージを書籍化しているらしいので、安易な内容と思わずに素直な気持ちで読んでみると、良い気づきを与えてくれる本だと思います。
学生さんにもオススメなので、「本当の就活」を前に読んでみてくださいね!